<戦闘・攻撃ヘリコプター>


 


戦闘・攻撃ヘリの誕生: 戦闘攻撃・武装ヘリの誕生についてまとめてみました

陸自次期戦闘・攻撃ヘリ選定: 陸自次期戦闘攻撃ヘリについての個人的考察です

ベルAH1コブラ(USA・ベル)


世界初の攻撃専門ヘリ。当然その後の攻撃ヘリに多大な影響を与えた事は言うまでも無い。最初の型の初飛行は1965年だがいまだに改良が続けられている優秀な機体である。

とくに機体幅が短いので正面投影面積が小さく有利。その利点はそれ以外にも艦船などへの搭載時にスペースを取らない事から、米海兵隊の主力攻撃ヘリとして長年に渡って活躍、AH1Zの採用で今後も活躍し続ける事が決定している。

海兵隊で武装ヘリは上陸作戦の支援やその後の地上支援で欠かせない重要な兵器のひとつである。

★<AH1G>最初の量産型、T53-L-13(1400馬力)、巡航速度:時速278Km、TAT102ターレット(7.62mmミニガン1門(8000発))→M28ターレット(7.62mmミニガン1門+40mmグレネーダー1門)、19連発ロケット弾ポッド4個、

★<AH1Q>TOW対戦車ミサイル運用型、8発搭載、M28ターレット、

★<AH1P>旧AH1S改修型ステップ1、T53-L-703(1800馬力)、光線反射低減の為に平面ガラス採用、

★<AH1E>旧AH1S改修型ステップ2、M197 3銃身20mmガトリング砲(750発)、

★<AH1F>旧AH1S改修型ステップ3、HUD、新型FCS、ドップラー航法装置、IFF、トランスポンダー、赤外線ジャマー、新型秘話通信装置、後に夜間運用能力を強化したC・NITE型に改修された、陸上自衛隊の採用機、

★<AH1J>G型の海兵隊仕様、P&Wカナダ T400、

★<AH1T>TOW対戦車ミサイル運用型、P&W T400-WV-402 2基(計2050馬力)、望遠照準装置(TSU)装備、TOW8発装備、

★<AH1W>テイルブームと前部胴体を延長、主ローターの直径と翼弦を拡大、GE T700-GE-401 2基(計3400馬力)、夜間照準装置(NTS)追加、ヘルファイア、、サイドワインダー、サイドアームを装備、

★<AH1Z>AH1Wの近代化能力向上型、と言っても95%が新規又は改修されている、

複合材製4枚ブレード、GE T700-GE-401C(1625shp)→GE T700-GE-700C(1696shp)に変更可能、補助動力装置(APU)装備、新型トランスミッション、テイルブームの設計変更、カラー液晶多機能表示装置(MFD)、戦術航空機移動地図能力(TAMMAC)、発達型戦術情報管理装置(ATIMS)、デジタル・データバス、統合型ヘルメット表示・照準装置(IHDSS)、AN/AAQ30ホークアイ目標照準装置(TSS)第3世代型赤外線暗視装置、低高度対気速度データシステム(LAADS)、

各種ヘルファイア対戦車ミサイル最大16発装備可能、サイドワインダー及びスティンガー対空ミサイル装備可能、サイドアーム対レーダーミサイル装備可能、マベリック及びヘルファイア対艦ミサイル装備可能、基本設計が古い以外は最新鋭のAH64Dに勝るとも劣らない攻撃ヘリである。AH1ROドラキュラとしてルーマニア軍でライセンス生産されている。

ボーイングAH64アパッチ(USA・ボーイング)


1975年に初飛行、同年中に正式採用された。ヒューズ→MDヘリコプター→ボーイングと製造会社が変わった世界最強と言われる攻撃ヘリ。乗員保護の為に強力な装甲に身を包んだおかげで航続距離は少ない。米陸軍の主力攻撃ヘリとして有名で、湾岸戦争やイラク戦争、ボスニア紛争などで活躍したおかげで最強の攻撃ヘリと呼ばれている。

が、正面投影面積が大きく機体も大柄。部品の耐久性にも問題があり、展開時には多くの補給用機材と整備の為の人員を必要とするかなり高価な兵器の1つ。その為に兵器に大金がつぎ込める国家しか運用出来ない兵器でもある。

目標補足指示サイト(TADS(第1世代型FLIR・TVなど))、操縦手用暗視装置(PNVS)第二世代型、統合型ヘルメット表示・照準装置(IHDSS)、GE T700-GE-700C(1696shp)、M203E1 30mmチェインガン(1200発)、2.75in19連ロケット弾又は70mmハイドラ・ロケット弾、ヘルファイア最大16発、スティンガー、
 
★<A型>基本型、

★<B型>発展型、なれど量産はされなかった。

★<C型>発展量産型、デジタル・データバス、デジタル無線機、SINCGARS(地上・空中単一チャンネル無線装置)、

★<D型>ロングボウ・レーダー(ミリ波レーダー:目標の細かい判別は不可能、)装備型、ロングボウ・ヘルファイア(レーダー誘導式)装備、

ミルMi24、25、35ハインド(ロシア・ミル))


1969年に初飛行、
ソ連初の攻撃ヘリで対ゲリラ戦闘で活躍して名をはせる。米軍のAH1と同じように輸送ヘリMi8ヒップを元に開発された。
元になったヒップがかなり大柄な機体のせいかハインドもかなり大柄の機体である。が、強襲をかけるのを目的とした場合、この事は有利な点もあり、
これにより完全武装の兵士8名の搭乗も可能としている。が、撃墜・墜落時の損傷率の高さから攻撃ヘリとしての使用に限定されていくようになった。

クリモフTV3-117VMA 2基(4440馬力)、

★<A型>角型コクピット、並列副座型、

★<B型>HP数が違う、生産数が少ない、

★<C型>A型の練習型

★<D型>機体を大幅に改修した型、タンデム型コクピット、バブル型キャノピー、装甲強化、赤外線ジャマー、赤外線サンプレッサー、フレアディスペンサー、前脚柱を延長し、最低地上高を増加、4銃身12.7mmガトリング砲、AT2スワッター4発、57mm32連ロケット弾UV-32-57 4個、輸出型はMi25と呼称される。

★<E型>新型誘導装置、AT6スパイラル12発、AA8アフィッド装備、輸出型はMi35と呼称される。

★<F型>胴体右側に2銃身30mm機関砲、

★<G型>NBC観測・偵察型、

 
ミルMi28ハボック(ロシア・ミル))


1982年に初飛行、Ka50に競争試作で敗れたもののまだ採用の可能性もある、機体が大きくMi24並、2〜3名が収容出来る予備スペースもある、

2A42 30mm機関砲(全周砲塔型)、AT6、クリモフTV3-117VM 2基(計4930馬力)、MMS装備の機体もある、

カモフKa50/52ホーカム(ロシア・カモフ))


1982年に初飛行、空対空戦闘能力に主眼を置いているせいかスタブウィングが長く、二重反転ローターを採用している珍しい単座攻撃ヘリ。
しかし夜間戦闘等を考慮したタイプは並列やタンデムの複座型となっている。ヘリには珍しく射出式脱出用座席を装備、使用時にはローターブレードを火薬で切り離す。

3枚ブレード、射出座席装備、クリモフTV3-117 2基(計4400馬力)、AT9 ViKhrbレーザー誘導対戦車ミサイル、16発、ロケット弾ポッド、2A42 30mm機関砲、ヘルメットマウンテッドサイト、

★<Ka52>夜間戦能力の向上の為に並列複座型にした、

アグスタA129マングスタ(イタリア・アグスタ))


1983年に初飛行、AH1より安価で同等以上の能力を持つという宣伝文句、かなりAH1を意識した機体である。それは名前が「マングスタ(マングース)」というトコからも解る。

IMS(統合マルチプレックス・システム)、赤外線暗視装置、ヘルメット・ディスプレイ、ロールスロイス ジェム(825shp)2基、TOW2A8発、70mm又は81mmロケット弾、ミストラルAAM、

★<インターナショナル型>3銃身20mm機関砲1門、ヘルファイア装備、

MBB PAH1(ドイツ・ユーロコプタードイツ)


形式名称はBo105P。リジット・ローターと複合材製ブレードを世界で初めて装備した機体。機動性の良い民間用ヘリを軍用に改造した。その為に本格的な攻撃ヘリとは言い難い外見をしている。あくまでも地上部隊の支援を目的とした攻撃ヘリ。

HOT(6)、→HOT2(6)、スティンガーAAM(6)、

アエロスパシアルSA542M ガゼル(フランス・ユーロコプターフランス))



ダクト式テールローター「フェネストロン」を実用機として初めて採用、

HOT(4〜6)、2.75インチ ロケット弾ポッド(2)、7.62mm機銃(2)または20mm機関砲(1)、

アエロスパシアルAS365M/K パンテール(フランス・ユーロコプターフランス))


ブラジル陸軍向けas565M(36)、アンゴラ政府向け武装攻撃型AS565AA(6)、

2.75インチ ロケット弾ポッド(2)、20mm機関砲ポッド、HOT対戦車ミサイル、ミストラル対空ミサイル、

ウェストランドWG13 リンクス(UK・ウェストランド))


汎用型で陸軍向け、海軍向けがある。フォークランド紛争で哨戒艇に対艦ミサイルを全弾命中させた。

ボーイングAH6/MH6 ディフェンダー(USA・ボーイング))


AH6:武装型、ロケット弾、7.62mmミニガン、40mm誘導弾、TOW4発、

MH6:特殊任務・観測型、FLIR、

小型軽量で運動性が良い為に主に特殊作戦行動の時の特殊作戦部隊支援及び輸送に使用されている。

ベルOH58D カイオワ・ウォーリア(USA・ベル))


米陸軍の索敵ヘリ。206ジェットレンジャーの軍用改造型。

MMS装備、TOW、7.62mm機銃、70mmロケット弾ポッド、

RAH66 コマンチ(USA・ボーイング))


世界初のステルス・ヘリ、OH58Dの後継偵察ヘリだが攻撃能力も高い、ステルス性を利用し、特殊作戦部隊を侵入させる作戦にも使用出来そうだ。が、予算の関係で製造は中止されたようです。

ヘルファイア、スティンガー、を左右各3基内臓可能、スタブウィングを装着すればヘルファイア8発又はスティンガー4発増加可能、GE-Giat3銃身20mm機関砲(320発)、液晶ディスプレイ、FLIR、モノクロTV映像、ムービングマップ、カラー戦術情報、HIDSS、ミリ波レーダー、フェネストロンを採用、

CSH2 ロイホック(南アフリカ・デネル))


1990年に初飛行、アルーエト及びピューマをベースに製造された。ロイホックとは「赤い鷹」の意味。装甲板を少なくして機体を軽量化、機動性と航続距離を増加して運動性で敵の攻撃を避けようという大胆な設計がされている意欲的な攻撃ヘリ。南アフリカ軍は国産兵器を利用しているが、欧州製や米国製の兵器運用も可能なように設計されている。

目標探知補足追尾装置(TDATS)、デネル トパーズ2基(計4000馬力)、20mm機関砲又は30mm機関砲、ZT6モコパ、70mmロケット弾、V3Cダーター又はミストラル、

UHU2/HAP/HAC ユーロ・タイガー(ドイツ/フランス・ユーロコプター))


初期は純戦闘攻撃用に開発されたが、後の情勢の変化で多少汎用性を持たせた機体になった。コマンチ程ではないが形状や塗料でのステルス性を持ち、レーダー反射断面積を低減をさせている。

3枚ブレード、MTR390 2基(3110馬力)、

★<UHU2>ドイツ陸軍の戦闘支援型、HOT2,3,TRIGAT対戦車ミサイル8発、ロケット弾ポッド、ミストラル又はスティンガー、MMS装備、

★<HAC>フランス陸軍の対戦車型、基本的には上のUHU2と同じ機体

★<HAP>フランス陸軍の地上支援型、30mm機関砲、ローター直下にサイトを装備、








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