「海兵隊:その1 」 ■はじめに 米国の世界に対して 自由主義を普及させる為の政策 それに反抗する国家への最終手段である 武力侵攻の先方になっているのが米海兵隊で 近年、その活躍がかなり目立ってきました 海兵隊は遠征軍隊の手本のような存在で 装備は輸送に適したものが多く その分、防御などは差し引かれていますが 「攻撃は最大の防御」を身を持って表していると思います 米軍の一軍隊であるのも係わらず 海軍や陸軍と同じ装備を回される事が多く 昔は他の軍よりも立場が低いものでした 個人的には日本の自衛隊も 米国海兵隊をベースにした軍隊になる事が 望ましいのでは?と思っています 日本の国土の形状を考えた場合 上陸による占領された離島の奪回、 激戦区を迂回して後方に上陸しての反撃など 上陸作戦がが重要になると思うし 空中機動による前線への素早い増援にも役に立つと思います ただ、それらの作戦の場合はやはり後詰の 強力な打撃部隊も必要であり、 機動力に優れた突入部隊と 攻撃力に優れた殲滅部隊の二段構えが 陸上自衛隊の理想的な姿では?と思います あくまでも戦時においてですが・・・ ■1775年11月10日、 アメリカ独立戦争のさなか海上での優位を 確保する為に設立された が、独立宣言発表(1776年7月4日)後に一旦、解散されてしまった ちなみに独立戦争は75年4月のボストン郊外での武力衝突から始まった 総司令官はご存知、ジョージ・ワシントンである 再び 結成されたのは1778年であった これはフランスがUSAと同盟を組み、UKに対して参戦した年である その後、スペイン(エスパニア:1779年)、 オランダ(ネーデルランド:1780年)も参戦する事となる 結局、UKは1781年に拠点のヨークタウンが陥落し、1783年に パリ条約で独立を承認する事となった この時のUSAはミシシッピ川以東の今の約半分以下の国土しかなかった ■USA海兵隊はUK海兵隊を模範としているので、基本的には海賊のような 船上の切り込み部隊・・・ すなわち敵艦に乗り移っての肉弾格闘戦がメインである 海兵隊に猛者が多いのはこの辺りに由来しているのかもしれない そのせいか軍艦内部の規律維持も海兵隊の仕事となっていて、 その為に海軍と海兵隊は仲があまり良くないと言われている ホワイトハウスや在外公館の警備も海兵隊の仕事である 海兵隊が水陸両用戦を主任務にするようになったのは 1920年〜1930年代の第一次大戦後から第二次大戦前であった そのせいか第二次大戦ではその存在価値が多いに実証され、 戦後は即応の遠征部隊として活躍する事となった が、それはUSAの他国へのごり押し的な内政干渉の象徴のようでもあった レバノン(1958年)、ベトナム(1965年)、グレナダ(1983年)、 パナマ(1989年)、湾岸戦争(1990年)、リベリア、 ルワンダ、ソマリア(1993年)、ボスニア、アルバニア(1997年)、 アフガニスタン(2001年)、 ■階級は陸軍式で装備品も陸軍仕様が多いが、海軍省配下にあり予算も 海軍と一緒である この辺も海軍との仲が良くない理由かもしれない 1976年までは海兵隊司令官の地位も他の3軍司令官より低いものだった ■海兵隊は戦場に真っ先に突入する為に通称「ドアキッカー」と呼ばれる、 ちなみに「役に立たない兵器」を通称「ドアノッカー」と呼ぶが これは「ドアをノックするくらいの能力しかない」という事で、 「ドアキッカー」と字は似ているが意味は大違いである